印刷通販に参入する際に気をつけるべき3つのこと

印刷通販イメージ

印刷通販で失敗しないために

印刷業界にとって、唯一といっていいくらいに成長しているのが「印刷通販」の分野です。
ほとんどの印刷会社は、地域密着型で、地域に根づいてコツコツを営業を続けてきました。でも、不景気になって地域の経済が沈み、官公庁からの発注も少なくなってくると、とたんに苦しくなるのが地域密着型の弱いところです。

そんな印刷業界に、新たな光が差してきています。
「印刷通販」です。
すでに多くの印刷会社が印刷通販の世界に参入し、熾烈な競争を繰り広げています。
印刷通販の世界でも、すでにリーディングカンパニーなるものが存在し、大きく売上を伸ばしています。

さて、そんな競争が熾烈な印刷通販に今から参入する時に、どんな事に気をつけるべきか、考えていきましょう

その1 弱者の戦略-印刷商品を絞り込む

大手の印刷通販サイトは、ほとんどが「総合印刷」です。チラシにパンフレット、冊子、ポストカード、名刺、封筒、ポスターなど、ありとあらゆる印刷商品を網羅しています。
そして、すでに印刷通販大手はブランド化され、勝者がほぼ決まっている状態です。

これから、印刷通販を始める会社は、このような猛者に太刀打ちできるでしょうか?
猛者たちは、何年もかけて現在の地位を築き上げてきました。
多大な費用もかけています。
今から印刷通販に参入するとして、これらの猛者に太刀打ち出来るわけがありません。

なので、オススメは「印刷商品を絞り込む」ことです。
ある特定のジャンルに絞り込み、その印刷商品専門のサイトを作るのです。
例えば名刺なら名刺の専門サイト。はがきなら、はがきの専門サイト。といった具合に。

しかし、最近ではこのような印刷商品ごとの専門サイトも、どんどん増えています。
なので、もっともっと絞り込む必要があります。

例えば、名刺なら、「学生専用名刺の専門サイト」などのように。
このように細分化していくと、競合が少なくなります。
もちろん、それに合わせて市場も小さくなるので、大きな売上は期待できませんが、大きなジャンルに参入して失敗するよりは、小さな、ライバルが少ない市場に参入して、小さな成功を積み重ねる方が良いと思います。

その2 システム構築にコストをかけない

印刷通販というのは、システムの構築に非常に時間とコストが掛かります。
一般的な商品だと、1ついくらで売っていて、大抵は欲しい商品は1つしか買いません。
しかし、印刷の場合は、枚数(または部数)によって、料金が変わってきます。同じ商品でも、数によって単価が変わるので、一般的なASPのショッピングカートでは対応できません。

大抵、専用のカートシステムなどを開発する必要があります。
なので、結構費用がかかります。

しかし、最初から(成功のアテがないのに)、莫大な費用を欠けてしまうと、投資額を回収するのに何年もかかったり、回収できないリスクもあります。
システム構築は、最小限にとどめること。これが鉄則です。

その3 WEBマーケティングを徹底的に勉強する

マーケティング

印刷会社は、Webマーケティングに弱い所が多いです。

そりゃそうです。今まで地域密着型で営業してきていて、WEBマーケティングなんか、勉強してこなかったんですから。

だから、印刷通販サイトを作ったら、明日から注文が全国から舞い込んでくると勘違いしている人が、非常に多いのです。
WEBの世界で勝負しているのに、WEBマーケティングのことを知らない人が多いことは、ちょっとした驚きです。

  • SEO
  • PPC広告
  • ソーシャルメディアの活用
  • メルマガ

等など、要するにWEB上での営業活動ですね。これを積極的にやらないと、せっかく費用をかけて作った印刷通販サイトに、全然お客様が来ないということになってしまいます。

参入しないという決断も大事なこと

今述べた3つのことが出来ないのであれば、「参入しない」と決断することも、立派な戦略です。
印刷通販は、ちょっと片手間で成功するほど、甘いもんじゃありません。
最近は、恐ろしく競争が激化しています。
WEBに強いスタッフも必要です。顧客対応(メールや電話)スタッフも必要です。
梱包・発送作業も大変です。
今まで経験していない、新たな分野へのチャレンジなので、人的リソース、物的リソースを確保する必要があります。
これらは、外注するわけには行きません。

なので、安易な考えで参入しないこと。
参入するなら、しっかりとした戦略を持って参入することが大切です。

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